オンラインでこそアクティブラーニング【課題】

課題1. 初回からオンライン! 受講者がいつも以上に緊張している… (2020年4月6日配信

初回の授業では受講者はいつも緊張しているものですが、いきなりオンライン授業となると緊張感が増します。特に、今年度の新入生は友人を作れる機会が極端に少なく、不安な気持ちが強いと思われます(アクティブラーニング部門では「新入生のためのZoom講習会」を実施し、Zoomに慣れると同時に友人づくりの機会を提供しています)。こうした心理状況で学習に集中するのは、なかなか大変です。教員として、どういったことができるでしょうか。⇒対策1をご覧ください。

課題2. 初回からオンライン!受講者の背景知識がわからない…(2020年4月8日配信)

初回の授業では、受講者がどのような知識を既に持っているのかを確かめながら進めることが多いかと思われます。教室では、受講者の仕草や反応から、雰囲気を察して難易度を調整することができますが、オンラインでは、この「察する」というのが非常に難しくなります。だからといって、そのまま進めてしまうと、受講者にとっては難しすぎたり易しすぎたりしたまま授業の回が重ねられることになってしまいます。では、この段階で、どういったことができるでしょうか。⇒対策2をご覧ください。

課題3. 画面の向こうの受講者は授業についてこれているだろうか…(2020年4月10日配信)

課題2でも記しましたように、オンラインでは、学生の雰囲気を「察する」ということが非常に難しくなります。このことは、初回のみならず、オンラインである限りは一定程度ついてまわる問題です。画面の向こうの受講者は、果たして授業の内容についてこれているのか、教員の側も不安になります。果たして、どういったことができるでしょうか。⇒対策3をご覧ください。

課題4. オンライン授業では発言する学生がより偏るようになった…(2020年6月3日配信)

オンライン授業において、学生への問いかけやディスカッションの時間を設けていらっしゃる授業も多いかと思われます。双方向性や学生同士の学びあいの場を確保するために重要なことであり、決まった時間帯に教員と学生が集まる同期型授業ならではの特徴を活かした取り組みだといえます。一方、対面授業のときよりも発言する学生が偏りがちだとの悩みをよく耳にするのも事実です。教員として、一体どういったことができるでしょうか。⇒対策4をご覧ください。

課題5. オンライン授業での学生の発表、他の学生は集中して聴けているだろうか…(2020年7月1日配信)

オンライン授業においても、学生の発表の機会を設けていらっしゃる先生が多いかと思われます。その際、発表者以外の学生が集中して聴けているかが気にかかります。対面授業においても起こる問題ですが、課題3で記したようにオンラインの場合は学生の反応がわかりづらいので、より問題となり得ます。教員として、一体どういったことができるでしょうか。⇒対策5をご覧ください。

 

<参考文献>
■  池田輝政、戸田山和久、近田政博、中井俊樹 [2001]『成長するティップス先生―授業デザインのための秘訣集』玉川大学出版部
■ スーザン・A・アンブローズ、マイケル・W・ブリッジズ、ミケーレ・ディピエトロ、マーシャ・C・ラベット、マリー・K・ノーマン著(栗田佳代子訳)[2014]『大学における「学びの場」づくり―よりよいティーチングのための7つの原理』玉川大学出版部.
■ バーバラ・グロス・デイビス著(香取草之助監訳、光澤舜明、安岡高志、吉川政夫訳)[2002]『授業の道具箱』東海大学出版会
■ エリザベス・バークレイ、クレア・ハウエル・メジャー著(東京大学教養教育高度化機構アクティブラーニング部門、吉田塁監訳、浅岡凜、ベナー聖子、中村長史、正木郁太郎、栗田佳代子訳)[2020]『学習評価ハンドブック―アクティブラーニングを促す50の技法』東京大学出版
■ Mazur, E. [1997] Peer Instruction: A User’s Manual, Prentice Hall.